歯が1本もない方、総入れ歯で入れ歯が合わない方、などでインプラント治療をお考えの方には、下記の「取り外ししなくてよいインプラント治療」と「入れ歯の安定を図るために行うインプラント治療」がよいと思います。
取り外ししなくてもよい、ボーンアンカードブリッジのオールオンフォー(All on 4)
今までは、歯がない(無歯顎)の方には総入れ歯にするか、もしくはインプラント治療をするにしても片顎10本以上のインプラントを埋入するしか、選択肢がありませんでした。
All on 4(オール・オン・フォー)は、もともと片顎14本(上下28本)あった歯の代わりを、下顎で4~6本、上顎で4~8本のインプラントを用い、片顎すべての歯をブリッジ形態で連結固定するインプラント治療の方法です。オールオンフォーはインプラント埋入本数を減らし、「患者様の肉体的、経済的負担を軽くする」画期的な術式となります。
なお、入れ歯と違い取り外し式ではないので、突然外れる、ズレるといった不安もありません。さらに、通常のインプラント治療と比較してもオペ後にすぐ仮歯が入ります(即時にボーンアンカードブリッジを装着する)ので、治療当日から噛める、食事ができるといったように、即日に治療が終了するといった特徴があります。
- 手術当日から噛むことができる
- インプラントの本数を減らすことができる
- 従来の治療法と比較して治療費用の負担を減らすことができる
- 治療回数・期間が極端に短い(即日で終了する)
- 治療期間が短いため身体的、精神的ストレスの軽減ができる
- 術後の腫れや痛みを軽減できる
- 審美性にも優れている
- 外科手術が必要となる
- 術者の治療経験や技術が必要
- 保険外診療なので治療費用が高くなる
- 治療が適応できない症例もある
- メンテナンスが必要となる
- 咬み合わせの違和感があることがある
- インプラント周囲炎になることがある
- 手術後の出血や痛みが出ることがある
- 過度の衝撃での補綴物の脱落、破折することがある
- 患者様の身体の状態(重度な糖尿病など)よって予後が悪くなるため治療できないことがある
主訴 |
下の入れ歯が動いて食事が満足に食べられない。 |
治療内容 |
上顎には部分床義歯、下顎には総義歯が入っており下顎の顎提の問題から、義歯の安定が悪く、インプラントによる治療を希望し、来院された。 |
治療期間 |
初診から約1ヶ月目に、インプラント埋入手術と仮の歯を装着した。その後、約2ヶ月で最終補綴が入り、メンテナンスに移った。治療期間は約4ヶ月であった。 |
治療費用 |
CT撮影・画像診断:55,000円 |
- 主訴
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- 下の入れ歯が動いて食事が満足に食べられない。
- 治療内容
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- 上顎には部分床義歯、下顎には総義歯が入っており下顎の顎提の問題から、義歯の安定が悪く、インプラントによる治療を希望し、来院された。
シミュレーションを行い、下顎に4本のインプラントを埋入し、その日のうちに固定性の仮の上部構造(ボーン・アンカード・ブリッジ:骨支持型ブリッジ)を装着した。その後、2ヶ月で、インプラントと骨が十分に結合(オステオインテグレーション)を確認し、最終的なボーン・アンカード・ブリッジを装着した。その後、現在までメンテナンスを行っている。
- 上顎には部分床義歯、下顎には総義歯が入っており下顎の顎提の問題から、義歯の安定が悪く、インプラントによる治療を希望し、来院された。
- 治療期間
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- 初診から約1ヶ月目に、インプラント埋入手術と仮の歯を装着した。その後、約2ヶ月で最終補綴が入り、メンテナンスに移った。治療期間は約4ヶ月であった。
- 治療費用
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- CT撮影・画像診断:55,000円(税込)
サージカルガイド費用:110,000円(税込)
インプラント埋入手術+仮の上部構造費用:1,760,000円(税込)
最終補綴(上部構造)費用:1,320,000円(税込)
【総額】=3,245,000円(税込)
- CT撮影・画像診断:55,000円(税込)
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